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鎌倉・豊島屋本店|伝統と洗練を紡ぐ唯一無二のデザイン
鎌倉の名所、鶴岡八幡宮の参道・若宮大路。その東側に佇むのは、老舗和菓子店「豊島屋」の新たな本店です。歴史あるブランドの魅力を建築で表現し、訪れる人々に和菓子の奥深さと鎌倉の風情を伝える場を創り上げました。
外観は純白を基調に、伝統的な縦格子と鎌倉大鳥居の美しい曲線を思わせる3次元カーブの屋根が特徴です。現代的でありながら景観に溶け込み、訪れる人々の視線を引きつけるデザインが、街並みに新たな価値を加えています。
内部空間では「上質な和」をテーマに、ゆったりとした雰囲気と心地よさを追求。和菓子が持つ繊細さを際立たせる売場は、老舗の品格を守りながらも新たな発見を提供します。居心地の良い空間は、商品だけでなく、店舗そのものが一つの体験として心に残る仕上がりです。
このプロジェクトは、伝統を大切にしつつ、新しい可能性を引き出す建築の力を証明する一例です。
竣工:平成10年
所在地:鎌倉市小町2丁目11番9号
構造・規模:SRC造 地下1階 地上4階
床面積:2141㎡ (647坪)

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