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下田市総合文化施設|歴史と未来をつなぐ調和のデザイン
黒船来航で知られる伊豆下田市の旧市街地、下田八幡神社の隣に誕生した総合文化施設。この建築は、街の伝統と未来をつなぐ象徴として計画。
外観は、旧市街地の趣ある家並みに調和するよう、巨大な建築ボリュームを6つに分割。低層部は2階建ての家並みを模したデザインとし、歴史ある景観に溶け込むよう工夫しています。
施設内では、大ホールや小ホール、総合福祉会館が中庭を囲み、訪れる人々を自然に導くよう入口ゲートが設けられています。この巧妙な動線設計により、利用者が快適に行き交うことができる、地域に開かれた文化の拠点となっています。
地域の歴史を尊重しながら、新しい価値を生み出すデザイン。この施設は、調和と機能性を兼ね備えた街の未来を紡ぐ空間です。
竣工:平成元年3月(茂木建築設計事務所に於いて担当)
所在地:静岡県下田市4丁目1番1号
構造・規模:SRC造 地下1階 地上4階
床面積:4750㎡ (1437坪)

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